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第1回 「咬み合わせ」

咬み合わせを悪くする原因の第一は、虫歯と歯槽膿漏ですね。咬合(咬み合わせ)のバランスのとれていないところが、虫歯や歯槽膿漏になったりします。虫歯の治療でその歯に詰めもの補綴物を入れるわけですが、その高さが数ミクロン(千分の1ミリ)高いだけで、歯の縁に小さいクラック(ひび)ができてしまいます。身体は歯が欠けたり、抜けたり、壊れることによって生命を維持しようとしているのです。金冠をかぶせた歯が支点になってテコのような働きをして、顎が開かなくなったり、痛かったりすることがよくあります。模型上では分からないことですが、微妙な変化に筋肉が反応して様々な症状になって出るわけです。

健康への誘い
咬み合せ不正台はどうして起こる
咬み合わせの異常は、様々な要因が重なって起こる場合が多く、口腔内の診察だけでは、その原因がよく分かりません。口の動き、姿勢、年齢、寝姿とか、その人の日常の生活習慣は、診察室ではなかなか分からないので、患者さんから聞き出す作業が必要になります。生活習慣から咬み合わせが不正咬合になる理由の一つはストレス。過度な緊張は、知らず知らずのうちに歯の食いしぱりを起こします。それによって咳み合わせの不正咬合が生じて、思いもよらない症状に苦しむことがあります。
不正咬合の主な原因
歯ぎしり=睡眠時にクレンチング(食いしぱり)も歯の咬み合わせを狂わせます。人工授乳=乳首に吸い付いて力いっぱい吸い出さないと母乳は出てきませんが、哺乳びんだと吸わなくても出ますから筋肉や顎が十分発達しなくなります。中途半端な治療=詰めものやがぶせものの高さや材質が合わないと、咳み合わせが変わってきます。
歯は動く
歯は上下の顎の骨に植わっているわけではなく、歯根膜(筋肉繊維)でハンモックのように吊られています。その構造がショックアブソーバになって、衝撃がダイレクトに脳へ伝わらないようにしています。このように歯は、ある程度の変化には対 応できる構造になっていますが、それを超
える変化があったときに虫歯や疾病として出現することになります。
咬み合せを疑うとき
下記のようなときに咬み合わせの不正咬合が疑われます。
  • 表のそれぞれの症状が専門医の治療を一定期間受けても改善しない。
  • 虫歯や歯槽膿漏になりやすい。
  • 発音(さしすせそーなど)が正しくできなくなった。
  • 顔の左右のバランスが変化した。
  • よく頬の内側を噛んだり、入れ歯があたって痛くなったり、ガタついたり、詰めものやかぶせものがとれる。
  • 歯ぐきが腫れて痛い。口臭がする。
虫歯にならないこと
咬み合わせ不正咬合にならないために一番大切なことは、虫歯にならないことで、虫歯になったらちゃんと治療することです。虫歯にならないためには、歯ブラッシングということになりますが、歯のきれいなところは、そんなにブラッシングしなくてもきれいです。自分がどこの個所が磨きにくいのか知ることが一番大切です。ですから、定期検診での虫歯・歯ブラシのチェックももちろん大切ですが、そのときチョッとした咬み合わせのチェックをしてもらうのが、歯を長持ちさせるコツです。
咬み合せと関連が考えられる諸症状
部位・系 症状
偏頭痛・貧血・めまい
いびき・鼻づまり
痛み・発音障害
視力低下・充血・疲れ眼・眼底痛
耳鳴り・難聴
口が開けにくい・開閉時に音がする・顎の関節が痛い
のど 飲み込み困難・異物感
回らない
肩こり・首こり
腰痛・椎間板ヘルニア
循環器系 冷え症・息切れ・不整脈・高血圧
内臓系 胃腸障害・便秘
神経系 手足のしびれ・顔面神経痛
その他 アトピー・不眠症・うつ病
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