ドクターズ・インタビュー
Doctors Interviewn先生の専門分野について教えてください。
口腔外科出身で、インプラント治療の経験が豊富です。特に、骨増成・骨移植手術が必要な難症例を得意としています。
また、アメリカのスタンフォード大学に在籍していた経験から、お仕事で海外出張に行く機会が多いビジネスマンの方々に、海外のビジネスシーンでは歯の美しさや健康が重視されることもお伝えしています。スタンフォードの近辺で様々なミーティングに参加すると、歯の美しさや健康が、自己管理能力の高さや仕事・キャリアのマネジメントに対する意識の高さを象徴していると感じます。しかし、残念ながら現在の日本人のお口の中の状態は、海外の方と比べると必ずしも良い状態とは言えません。
歯科医師になったきっかけは?
子供の頃は父と同じ銀行員に憧れていました。しかし父から「医療の世界はエビデンスが絶対で、誰にも遠慮することなく自分が信じる正しい道を貫けるのではないか」とアドバイスされたことで、医療の道に進もうと思いました。
日々の診療で心がけていることは?
集中力を切らさないために、よく眠り疲れをとることです。また、口は全身の器官の中でも、食べる、話す、外見の美しさ、といった多様な役割を担う点が特徴的です。特に、顔の一部であることから、診療においては「美しさ」という観点を大切にしています。
仕事のやりがいを感じる瞬間は?
最もモチベーションが上がるのは、患者様がご家族やお友達を紹介してくださる時です。我々の仕事は治療がすべてではなく、患者様とどのようなコミュニケーションをとり、どのような関係が築けたかも重要です。ご紹介いただけることは、患者様との信頼関係が上手くいったという一つの証拠だと思います。
専門とするインプラント治療では、20年もの間合わない入れ歯の痛みに悩んでいた80代の女性が、インプラント治療を進めるうちにどんどん笑顔に変わっていったことが嬉しかったですね。最初はインプラント埋入が怖いとおっしゃっていましたが、最終的に痛みなく食事できるようになり、大変喜んでいただきました。
皆様へのメッセージをお願いします。
長年にわたる痛みや違和感にお悩みの方は、ずっと同じ歯科医院に通院しているケースが少なくありません。ぜひ一度、新しい治療を積極的に取り入れている当院にご相談ください。我慢して諦めていたお悩みに解決策をご提案できるかもしれません。受診したら即治療が始まるわけではありませんので、まずは気軽にご相談ください。
赤坂診療所はプライバシーに配慮した個室診療室をご用意しております。落ち着いた環境でじっくりお話を伺い、モニターを使ってわかりやすいご説明をいたしますので、ご安心ください。
経歴
- 九州大学 歯学部卒業 平成18年卒
- 東京大学 医学部附属病院 顎口腔外科・歯科矯正歯科
- 東京大学 医学部附属病院 救急部
- 東京大学 大学院医学系研究科 医学博士課程修了
- 東京大学 医学博士号授与
- 東京大学 医学部附属病院 顎口腔外科 医員
- スタンフォード大学医学部 客員インストラクター
- 東京大学医療イノベーションイニシアティブ 特任助教
- 厚生労働大臣懇談会ワーキンググループ
資格・所属学会
- 医学博士
- 日本口腔外科学会認定医
- カリソルブ・ペリソルブ認定医
- 日本口腔外科学会
- 日本口腔インプラント学会
- 日本再生医療学会
- 国際口腔学顔面外科学会(International Association of Oral and Maxillofacial Surgeons)
趣味、休日の過ごし方
トライスロン